今や、携帯電話の普及は１億台を超え、人々が豊かで暮らしやすい、安心・安全な生活を送るために無くてはならない存在となっており、ドコモグループは平成4年の発足以来、移動通信事業を通じて社会に貢献する企業グループとして成長してまいりました。
　この間、非常に厳しい時期もありましたが、今日のドコモグループがあるのは、まさに身を粉にして長年働いてきた人たちの努力の賜物であると確信しております。
　このような人たちの中には、退職後も同じ職場で苦楽を共にしてきた仲間同士が集い合うことを望む人もいるでしょうし、ＮＴＴグループ時代に培った人脈を活かしながら集い合うことを望む人もいると思います。
　また、自らが築き挙げてきたドコモを始めとしたＮＴＴグループ事業に、退職後も微力ながらも貢献できる喜びを味わいたいという人もいると思います。 　いずれにしても、人生の大半を通信事業に捧げてきた誇りを持ち、後に続く人たちへの暖かい眼差しを持った仲間同士が集い、相互の親交により、友情や生き甲斐を築き、健やかな人生を謳歌することはきわめて意義深いものであると考えます。
　ドコモグループが発足し１７年という歳月が流れる中で、これまでに退職した人たちやドコモグループに採用されこれから退職していく多くの仲間たちが自らの自由意志により集い合う場を作ることは、退職者本人にとっても、また、ＮＴＴグループ全体にとっても誠に有意義であると考える次第であります。
　 私達は、このような思いから電友会の「会員のための活動」の精神に則り、相互に連携した活動を行えるよう電友会の傘下のもと、ドコモグループで働いた仲間同士が集い合える場として『ドコモ同友会』を結成することとしたものです。

平成21年9月29日